相鉄線二俣川駅北口から徒歩1分|日本消化器内視鏡学会専門医・指導医による苦痛の少ない内視鏡検査

受付時間
8:45〜11:30 / 14:00〜17:00
定休日
日曜日・祝日・木曜日

街のかかりつけ医、内科診療も行います

内科

内科診療の従事経験も活かして、街のかかりつけ医として、風邪・生活習慣病などの一般的な内科診療も行います。お気軽にお越しください。

当クリニックでは、発熱やのどの痛みなどの風邪症状から、吐き気・下痢などの腹部症状および、高血圧や高脂血症などの生活習慣病をはじめとする慢性疾患まで、地域のかかりつけ医として幅広く診療しています。

当クリニックを受診され、さらに専門医による精査が必要な場合は、疾患にあわせて適切な医療機関へご紹介させて頂きます。また、どこの科を受診していいか分からないようなときも気軽にご相談ください。

内科とは

内科では、体の内部のさまざまな臓器に関わる疾患の診断と治療を行います。風邪や発熱などの日常的な症状から、生活習慣病や慢性疾患まで、幅広い健康問題に対応します。早期の治療と予防が健康維持には不可欠です。

主な診察対象疾患

呼吸器系の疾患

風邪、インフルエンザ、肺炎、気管支炎など

代謝・内分泌系の疾患

糖尿病、高脂血症、甲状腺疾患など

生活習慣病

高血圧、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)など
生活習慣に関連した病気を予防し管理します。

一般的な症状

発熱、頭痛、倦怠感、咳、喉の痛み、めまいなど

診察の流れ

STEP1

問診と初診

症状や既往歴、生活習慣について詳しくお伺いし、適切な診断を行います。

STEP2

検査

必要に応じて、血液検査、尿検査、心電図、
レントゲン検査などを行い、診断を確定します。

STEP3

治療方針の説明

検査結果に基づいて、薬物療法、
生活習慣の改善指導などの治療法をご提案します。

内科で行う検査

  • 血液検査

    血液中の成分を調べることで、感染症や生活習慣病の早期発見に役立ちます。

  • 尿検査

    腎臓や尿路の健康状態を確認するために行います。

  • 心電図検査

    心臓の異常を確認するための検査です。

  • レントゲン検査

    胸部や腹部のレントゲン撮影を行い、肺や心臓の状態を確認します。

当クリニックの特徴

幅広い診療範囲

内視鏡検査だけでなく、風邪や生活習慣病など、
内科全般の診療を行っています。

かかりつけ医機能

日々の健康相談から専門的な診断まで、
街のかかりつけ医として気軽にご相談いただけます。

疾患一覧

高血圧症

高血圧は、喫煙と並んで日本人の生活習慣病死亡に最も大きく影響する要因です。
血圧が高い状態が続く事で血管の壁に強い圧力がかかり、その結果、血管を傷めて次第に血管が硬くなり動脈硬化へとつながります。
高血圧の原因は特定されていませんが、遺伝的要因と食生活(塩分の高い食事)や嗜好(喫煙・飲酒過多)、運動不足や精神的なストレスなどの環境的要因が重なって引き起こされると考えられています。

日本高血圧学会の高血圧治療ガイドラインによると、診察室での収縮期血圧(最大血圧)が140mmHg以上または拡張期血圧(最小血圧)が90mmHg以上、家庭での収縮期血圧(最大血圧)が135mmHg以上または拡張期血圧(最小血圧)が85mmHg以上の場合は高血圧と診断されます。

高血圧と診断されたら、まずは生活習慣の見直しと改善を行います。具体的には減塩、肥満の改善、節酒、禁煙、適度な運動、ストレスのコントロールなどです。これらを行った上でも高血圧が継続する場合は、内服治療を開始します。

高尿酸血症

尿酸は、体の中でプリン体という物質が分解されてできる物質です。尿酸値が7mg/dl以上になると高尿酸血症と診断され、9mg/dl以上、もしくは8mg/dl以上で合併症(腎障害・高血圧・糖尿病・肥満など)を伴うものについては、薬物療法を含む早期の治療がすすめられます。高尿酸血症には、尿酸の排泄がうまくいかないタイプ・体内で尿酸をつくりすぎるタイプ・両者の混合型の3つがあり、日本人には排泄がうまくいかないタイプが多いとされています。

高尿酸血症を放置すると尿酸塩の結晶が体内にたまり、激痛を伴う痛風発作や尿路結石症を引き起こし、また動脈硬化を進める危険因子となります。尿酸値は6mg/dl以下にコントロールすることが望ましいとされています。高尿酸血症と診断されたら、まず食事の量とともにすべての種類のアルコールの量を減らし、プリン体(ビール・鶏卵・魚卵・肉・魚などに多く含まれる)の摂取が多い人はそれらを控える、水分と野菜を多くとる、軽い有酸素運動を行う、などを行い、それでも改善しない場合は内服治療を開始します。

メタボリックシンドローム

メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満に血圧・血糖・脂質の異常いずれか2つ以上の要件を満たした状態をいいます。メタボリックシンドロームの状態を改善せずに放っておくと、いずれ虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)や脳卒中(脳出血や脳梗塞)などの重篤な病気発症する恐れがあります。

腹囲
男性:85cm以上
女性:90cm以上
3つのうち2つ以上

脂質異常
高トリグリセライド(150mg/dL以上)
かつ/または
低HDLコレステロール血症(40mg/dL未満)
高血圧
収縮期血圧130mmHg以上
かつ/または
拡張期血圧85mmHg以上
高血糖
空腹時血糖110mg/dL以上

メタボリックシンドロームの予防・改善には、生活習慣の見直しが不可欠です。
食べすぎ、飲みすぎによるカロリー過多を是正しながら適度な運動を併用し活動量を増やします。

脂質異常症(高脂血症)

血液中の脂質の値が基準値から外れた状態を脂質異常症と言います。脂質の異常には、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)や中性脂肪が多すぎる、あるいはHDLコレステロール(善玉コレステロール)が少なすぎる、などがあります。これらの異常は、症状がなくでもじわじわと血管の中で動脈硬化を進め、心筋梗塞や、狭心症、脳梗塞などを引き起こすことがあります。動脈硬化を進行させないために、それぞれの状態に応じた目標値まで数値を改善する必要があります。

脂質異常症診断基準

(日本動脈硬化学会 動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版より)

LDLコレステロール

140mg/dL以上 高LDLコレステロール血症
120~139mg/dL 境界域高LDLコレステロール血症

HDLコレステロール

40mg/dL未満 低HDLコレステロール血症

トリグリセライド(中性脂肪)

150mg/dL以上(空腹時) 高トリグリセライド血症
175mg/dL以上(随時) 高トリグリセライド血症

Non-HDLコレステロール

170mg/dL以上 高non-HDLコレステロール血症
150〜169mg/dL 境界域高non-HDLコレステロール血症

更年期障害

日本人の平均閉経年齢は約50歳ですが、個人差が大きく、早い人で40歳前半~遅い人で50歳後半に閉経を迎えます。閉経を境にした約10年間が更年期です。
更年期に現れ、なおかつ他の病気を伴わないものを「更年期症状」、特に症状が重く日常生活に影響を与える状態を「更年期障害」と呼びます。
更年期障害の発現には、女性ホルモン(エストロゲン)分泌の低下、加齢、ストレス、個々の性格など、様々な因子が関与しています。

更年期症状について

症状の重さ、感じ方、日常生活に及ぼす影響は一人ひとり違いがあります。
体調に不安を感じたら、医師の診察を受けましょう。

  • 血管運動神経系の症状:ホットフラッシュ(のぼせやほてり)・発汗・動悸
  • 精神神経系の症状:頭痛・めまい・不安・疲労倦怠感・いらいら
  • 筋骨格系の症状:肩こり・腰痛・背中の痛み・関節痛・手のこわばり
  • 消化器系の症状:胃もたれ・喉のつまり感・吐き気
  • 皮膚の症状:乾燥・かゆみ

プラセンタ治療について

プラセンタは「胎盤」のことです。プラセンタにはビタミン、ミネラル、タンパク質、脂質、糖質の五大栄養素をはじめ胎児の成長に必要な栄養が含まれています。プラセンタ治療は更年期障害に見られる疲労感や倦怠感、肩こりや腰痛、不眠の改善に効果が期待できます。

プラセンタ治療は45歳~59歳の方は保険適応となっています。クリニックには更年期チェックシートが置いてありますので、ご興味のある方は記入しスタッフにご相談ください。