大腸がん検診 便潜血検査②
今回は、前回に続き便潜血検査についてのお話です
🐘💨💨💨💨💨
便潜血検査は「科学的に効果が実証された大腸がん検診」の方法ですが
どのような仕組みで大腸がんの早期発見に貢献しているのでしょうか❓
「大腸がん」や「がんになりかけているポリープ」は組織がもろくて出血しやすい状態です。
便が病変と接触して出血することもありますし、自然に出血することもあります。
出血は便が形成される過程で便中に混ざりこみます。便潜血検査は、これらの出血🩸を検出します。
便潜血検査は、大腸の中に出血するような病変があるかもしれない人達👨🦱👩🦰を
絞り込む手段であり、これらの人たちを確実に大腸内視鏡検査へ誘導することで、
早期に大腸がんを発見する手助けをします。
ということは、便潜血が陽性になっても精密検査である大腸内視鏡検査を受けなければ大腸がん検診を受けるメリットは大きく減少してしまいますね😥。
便潜血検査で陽性なら、必ず大腸内視鏡検査を受けましょう🏥
欧米で使用されている化学法便潜血検査によるデータではありますが
便潜血検査を毎年受けることで大腸がん死亡率は33%減少、2年に1回でも13~21%減少することが報告されています。
国立がん研究センターがん情報サービス
<https://ganjoho.jp/public/index.html>
☆こちらのホームページでは、大腸がんのほか、胃がん、肺がん、乳がん、子宮頸がん検診についても詳しく記載があります。
便を取るだけなら、痛みもなくもちろん危険もなく(笑)、とても簡単ですよね。
しかも、横浜市は3月末まで無料で検査を提供中です!!当院で受けられます。
がん検診といってもたいしたことはありません。
検診発見がんは予後がよいと言われており、早期発見・早期治療が大事です。
まずは受けることから。気軽に初めてみてください~☺️🎶