ピロリ菌について

 

こんにちは!院長の松本です😸🎵

 

6月の健診シーズンを終えて、ピロリ菌陽性となり精密検査を勧められた方も

いらっしゃると思います。

 

ピロリ菌は、1982年にオーストラリアで発見された胃の中に住んでいる細菌です。

主に5歳以下の子供の頃に経口感染し、胃の粘膜に炎症を起こします。

知らないうちに感染し、長期にわたって慢性的な炎症が持続することで、加齢とともに胃の萎縮が進んでいきます(萎縮性胃炎)。

衛生環境が整備されるに伴い、若い方達のピロリ菌感染率は低下してきていますが、60歳以上の方は4060%程度と言われています。

 

胃がんの発生は多くがピロリ菌感染した胃粘膜からであり、ピロリ菌陽性のままで放置すると胃がんのリスクが高まる可能性があります。

 

・ピロリ菌検査で陽性となった

・自分はピロリ菌に感染しているのか知りたい

・両親がピロリ菌陽性だったが自分は大丈夫か?

 

など気になることがあれば、外来でご相談ください!